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自転車旅
日本全国を自転車でめぐる!個性的な人を追いかける旅
自分流のスタイルで、心からやりたいこと(=趣味)をとことんやり続けている人々は、どのようなスタイルでその趣味を続け、楽しみや喜びを得ているのか? 今回は、ライターなどの仕事をしながら、面白い人を追いかけて、日本全国を自転車で旅する松田然さんのスタイルに注目。旅✕自転車の魅力に迫る。

人との出会いが旅のテーマ

――松田さんは普段どのような旅をされているのでしょうか?

私の中では、人との出会いを旅の1つのテーマとして、主に自転車で旅をしています。昨年は47都道府県を回り終えました。

自転車旅って、景色がいいところに自転車で行って、走った後の達成感を味わうのが魅力という人は多くいます。

もちろん、私自身も絶景が大好きなので、景色がキレイな場所や名所は必ず行くようにしています。

でも、それ以上にそこで住む人のライフスタイルに興味があるので、日本全国の地域に移住をした人とかに会って、なんでその地で働いているのか?とかを、わたし自身も旅をしながら取材するのが好きなんです。

そして、自分の興味で取材したものが、そのままライターの仕事にもなるんです。特に最近は生き方を考えるような記事を読みたい人が増えていると感じます。

だから、旅は趣味でもあり、仕事の領域でもあるんです。仕事と趣味を完全に分けるのではなくて、生き方全ての中に溶け込んでいる感じですね。

挑戦したい人のロールモデルとして旅をする

――仕事をしながら自転車旅をすることを始めたきっかけはなんでしょうか。

もともと20代の時は”仕事バカ”でずっと会社で働いていました。平日は、ほとんど会社に泊まるか、終電で帰るかで、週末も仕事、という感じで。

そんな中、リーマンショックや東日本大震災を経験し、色々と生き方を考える人が増えてきて、自分自身も「私がやりたいこと、好きなことってなんだろな?」ってより深く考えるようになりました。

それで、ふと大学時代にやっていた自転車旅がほんと楽しかったな、っていうのを思い出したんです。

でも、「なんで、そのやりたいことを今できないのか?」って考えた時に、「仕事があるし……」という現実があり、それなら仕事とやりたいことを同時にするのはどうだろう?と 考えたのです。

しかし、そういうことをやっているロールモデルが少なかったので、「じゃあ自分がやってみよう」って思い、私が実験的にやって、その状況を発信していこうと。

もともと、挑戦する人を増やしたいという想いがあったので、私の”実験”を見て挑戦できる人が増えたら良いなと思ったんです。

PC一台でどこでも仕事ができる時代になってきたからこそ、やり方次第ではいけるのではという思いと、ソーシャルメディアの流行りが始まった頃だったので、失敗しても情報を発信することで、それがコンテンツとなって仕事にも繋がるって感覚があったのです。

――旅をしている時に仕事はいつやっているんですか?

旅の最中は、だいたい1日に2〜5時間くらいの仕事時間です。

私の場合は自転車旅が多いので、走って辿り着いた先の宿で仕事することが多いですね。お酒が好きなので、地元の居酒屋を紹介してもらって飲みにいくパターンもありますが、仕事をしながら旅している時はメリハリをつけます(笑)

あとは、飲みから戻った後とか、朝のチェックアウト前とかに仕事をしています。

本当に仕事が多い場合は、移動せずに、何日も同じ町に滞在することもあります。そうすることで、その町の人とも仲良くなり、仕事をしながらも交流を大切にしています。

挑戦して手に入れたライフスタイルを追って旅する

――人との出会いが旅のテーマということですが、松田さんはどんな人に惹かれることが多いのですか?

何かにチャレンジして、自分らしいライフスタイルを追求している人に惹かれます。それこそ、最近は日本全国の地域にそういう人が増えてきているのです。

例えば、以前は東京の大企業でばりばり仕事をしていて、今はなぜか田舎の山奥で薪割りをしながら暮らしている人とか。安泰な生活が保証されていたのに、なんで山奥にこもっているんだよ、って気になりますし。

勇気を持って自分なりの挑戦をして、今のライフスタイルを手に入れた人を見つけたら、「話が聞きたい!」と思って会いに行ってます。

そういう人達に自転車で会いに行く自分も変わったライフスタイルですけどね(笑)

相手からも「東京からなんで自転車でくるねん!」って面白がってもらえます。だから、お会いするアポを断られたことは一度もないんですよ。

――旅をしながら行き先を決めることもあるのでしょうか?

めっちゃありますね。

そこが起業家やフリーランスのいいところかもしれないです。自分次第で行動をコントロールできる裁量が大きいので。

例えば、たまたま寄った街に、すごい面白い人がいっぱいいたら、「明日旅立っちゃうのがもったいないな」と思って、しばらく滞在することも多いです。それこそ、1日の予定が1週間くらい滞在することもあります。

絶景とかだと一瞬で見て終わるけど、人だと、今日飲んで、明日どっかに一緒に行く。それで、次の日とか帰り際に取材もさせてもらう。という風に、色んな楽しみ方ができますし、ソーシャルメディアがあるので、その後もゆるく繋がれます。

――現地の人とはどのように出会っているんですか?

そのエリアのホットなところにアンテナを立てると、面白い人がいる店だったり、場所に辿り着きやすいですね。

例えば、民宿に泊まった場合、その宿の大将や女将に、人に好かれるような、求心力がある人がいるお店を紹介してもらいます。

そこへ行って、お店の人と話していても面白いですし、「東京からチャリンコで来たってよ」って言って、お店の常連さんの仲間に混ぜてくれることもあるんですよ。旅の飲みニケーションは大事です。

そこで実際に、仕事になって、定期的に呼ばれることもありますね。

仕事になる出会いっていうのも、旅を通じてあるんですよ。

自転車での移動は自分を見つめ直す時間でもある

――自転車で旅するからこその魅力ってなんですか?

自転車旅の面白さの1つは出会いと言いましたが、私の場合もう1つは自然だと思います。

仕事ばっかりしていると、本当に自分のやりたいことを置いてきぼりにしがちですよね。そこを戻す方法として、自然の中で自分と対話するって、すごい大事だなって思います。

自転車で旅に行くと、車だと通り過ぎてしまうような思いがけない景色に出会えるので、自然に触れるっていう手段として自転車旅はすごく相性がいい。

移動も旅の面白さであって、その中で何かを考えることも旅だからこそ味わえる醍醐味です。

例えば、自然の中で自転車をこいでいると、頭が冴えてくるんですよ。ももの筋肉を使うと頭がよく回るという科学的裏付けもあるみたいですが、自然の中って雑音もないし派手な看板もないし……そんな環境で 「自分何したいんだっけ?」って、自転車をこぎながらよく考えています。そうすると、答えを見つけやすいですね。

自分のやりたいことを整理する方法は色々あると思いますが、自然が多いところでの自転車旅は良いなって思います。

起業家、個人事業主のの挑戦を盛り上げていきたい

――今後、旅を通じてやっていきたいことはありますか?

働き方の課題に対して、ヒントを与えるメディアを立ち上げました。


自分らしい働き方を実現したい個人事業主や起業家を応援するメディア

http://solopro.biz/


このメディアは読んでその時だけ「面白かった」で終わってしまうものではなく、働き方の課題を解決するヒントを提供したい。 だからこそ、今度から旅をする場合は、そういうヒントになる人を取材していく予定です。

――なぜそのメディアを作りたいと思ったんですか?

旅をしながら取材していく中で、多くの個人事業主や起業家の方にお会いして、同時にこの働き方は課題もすごいいっぱいあるなって思ったんです。

例えば都会の個人事業主は、フリーランスなのに、忙しすぎて全然フリーじゃないとかよくあります。

その反面、国内外に目を向けると、想いを持ったフリーランサーが何かをやると、街を変えたり、カルチャーを作るようなすごい威力を持っていることを感じました。

だから、このメディアでは挑戦する人を増やして、起業家やフリーランサーをもっともっと盛り上げていくための情報を発信していきます。 そして、私が旅(好きなこと)と仕事を両立しているように、自分らしいライフスタイルを実現するきっかけを提供したいですね。

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Hirofumi Aoki
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