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テキスタイルデザイン
材料は自分でデザインしたテキスタイル。日傘、エプロン、鞄。売っていない物は自分で作る!
自分流のスタイルで、心からやりたいこと(=趣味)をとことんやり続けている人々は、どのようなスタイルでその趣味を続け、楽しみや喜びを得ているのか?今回は、おしゃれにデザインされた生地(テキスタイル)で日傘やエプロンなどの日用品を作ることを趣味として、アーティスティックな日々を送っている熊崎栄倫子さんに注目。テキスタイルを使ったハンドメイドの魅力に迫る。

好みや季節、トレンドに合わせた生地で物作り

――テキスタイルとはどのようなものでしょうか?

テキスタイルとは洋服や日用品などの素材として使う生地のことです。その生地をデザインすることを、テキスタイルデザインと言います。


――熊崎さんは、普段どのようなものを作っているんですか?

よく作るのは日傘です。今日お持ちした物も日傘なのですが、これはこだわりの生地を使って作りました。

この日傘を作ったのは4年前なのですが、当時アロハ柄がトレンドだったんです。その中でも、あまり派手すぎず、ニュートラルな色が気に入って、この生地を選びました。

日傘の他にも、エプロンを作りましたね。

エプロン

メキシカン柄のコースターも作りました。エプロンもコースターも自分がデザインした生地なんです。

メキシカンスタイルのコースター


――色々なデザインの生地があるようですが、生地はどうやって入手するんですか?

もともとテキスタイルメーカーでテキスタイルデザイナーの仕事をしていました。その時にデザインした物を使っています。複数のデザインを組み合わせて、色などを替えながら季節にあったものを作っています。


――お気に入りの生地を入手するにはどうすればいいですか?

私は仕事としてデザインしていましたが、オリジナルの生地を制作するのは値段も結構かかったり、できる場所が限られていたりと難しいですよね。

日暮里あたりに、素敵な生地を売っているお店がたくさんあるので、そこで「生地屋さん巡り」をするのがおすすめです。私も時間があれば巡っています。


――自分で生地の柄をデザインするところから始めたい人はどうすればいいですか?

最近は、自分でデザインした柄を生地にプリントしてくれるサービスもあります。少しお値段は高いらしいですけど、ここぞと言う時にはオリジナル作品を作れるのでいいかもしれませんね。


物を作るのが好き。だから欲しい物は作ればいい

――そもそも日傘を自分で作ろうと思ったきっかけは何ですか?

自分の欲しいデザインの日傘が見つからなかったことがあって、「じゃあ自分で作ろう」と思って作り始めました。

元々、物を作ることが好きだったんで、そういった気持になったんだと思います。

お母さんが物を作ることを得意としていたので、子供の頃に、私も自然にミシンの使い方などを覚えました。その影響で、気づくと物を作ることが好きになっていました。

高校生の時には、友達に服や鞄を作ってあげていました。物を作って誰かに喜んでもらう嬉しさを感じはじめたのはその頃です。

それから、専門学校が主催するファッションデザインのコンテストに参加しました。服のデザインからモデルの手配まで全部1人でやり大変でしたが、そのかいあって、賞を取ることができました。

そのおかげで、大阪芸術大学のテキスタイルコースに進学でき、物作りの道へと進んでいきました。

子供の頃からの物作り好きが、今の仕事や趣味に繋がっているんだと思います。


友達にあげたり、友達と作ったり、楽しみ方は色々

――テキスタイルを使った日用品はいつどのように作っているんですか?

現在はテキスタイルメーカーから転職して、IT会社でアプリデザイナーとして働いています。なので、平日の仕事後や週末に自宅で作っています。

日傘を1本作るのにだいたい8時間ほどかかります。さすがに1日では作れないので、2~3日かけて作ります。

日傘を作る場合は、骨組みを変えると、作り方が違うため想定外のことが起こり、時間がかかってしまいます。なるべく同じ骨組みを使って、慣れた手順でスムーズに作れるようにしています。

――いつも1人で作っているんでしょうか?

だいたいは1人で作っています。でも、最近友達と開催している「お料理会」のメンバーと「エプロンを作ろう!」ということになって、私の自宅にみんなが集まりました。

「分からないことがあったら私が教えてあげるよ」と言って始めましたけど、みんな学校の授業などで経験ありますから、エプロンくらいなら作れるんですよね。すごく楽しかったです。

――今までに、テキスタイルを使った日用品を作っていてよかったことはありますか?

ある時、作った日傘の写真をFacebookにアップしたら、それを見た友人が「欲しい」と連絡をくれたことがあります。しかも、10年ほど会っていなかった高校時代の友人だったんです。

友人の誕生日に日傘が届くようにして送りました。ちょっとしたサプライズプレゼントにしたかったんです。友人もとても喜んでくれて、私も嬉しかったです。

自分用に作るだけでなく、友達にあげて喜んでもらうというのも魅力ですね。

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