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レザークラフト
【連載:第3話】革財布や革小物をなんでもDIY!レザークラフトでリアルな物を作る喜び
自分流のスタイルで、心からやりたいこと(=趣味)をとことんやり続けている人々は、どのようなスタイルでその趣味を続け、楽しみや喜びを得ているのか? 本連載では、STETCH(ステッチ)という個人ブランドを掲げ、ハンドメイドで革を使った財布や小物などを制作・販売している島内智也さんのスタイルを綴っていく。第3話では、今のスタイルに行き着いた経緯に迫る。

革の財布が欲しくて作ってみた

――レザークラフトを始めたきっかけはなんですか。

高校生の時に、革の財布とリストバンドが欲しかったのがきっかけでした。当時、パンクファッションに興味を持ち始めた時期だったのですが、広島に住んでいたのでそういう物が全然売られていませんでした。それで、「じゃあ、もう作るしかない」と思っていた時に、たまたま弟が祖母の持っていた道具で勝手にレザークラフトを始めてて、「なんか面白そうなことやっているね」となって、 作り始めました。

何回も失敗しながら作って、できた時はすごい達成感でした。すごく大変で、時間もかかったので、手縫いの革製品が高い理由がよくわかりました。

ただ、大変なあまり「二度とやりたくない」と思ってしまい、それ以降はしばらく作っていませんでした。

初めて作った財布とリストバンド

手で作る楽しさを求めて本格的にやり始めた

高校卒業後、むさび(武蔵野美術大学)のデザイン情報学科に入学して、パソコン作業ばっかりやっていました。そんな中、手で物を作れないつまらなさを感じ始めて、そのうっぷんからレザークラフトを再びやり始めました。

手でこねているうちにペラの革から立体ができていく感覚がすごく楽しいと思えたんです。2Dの世界では味わえない感覚でした。

そっから本格的にやるようになって、 いっぱい作り始めました。

そしたら、「売れば?」というふうに友達が言い出して、売り始めることになりました。その時に、「じゃあ、屋号を付けよう」となって付けたの屋号が「STETCH」でした。たまたま、WEBサイトを作れる友達もいて、STETCHのWEBサイトも作ってもらうことができました。

周りの後押しがあって、どんどんブランドが出来上がっていった感じです。 まさかこんなに続くとは思っていませんでした。

当時は、仕事になるなんてことはほとんどなくて、友達に頼まれて作るのことがほとんどでした。たまぁーに、WEBサイトを見た人から注文が来るくらいでした。

ブランドのリンクを貼るために連絡したことがきっかけでSTETCHが前進

僕がモノ作りをする上で非常に影響を受けたスケーターさんが大阪にいて、その人が洋服のブランドをやっているんです。そのブランドのホームページのがリンクフリーとのことでした。そこでリンクを貼らせてほしいと連絡してみたら、その人がSTETCHのホームページを見てくれて、「うちの店に置きませんか?」と誘ってくれました。そこから、初めての卸販売が始まりました。

次に、たまたまその大阪のお店を訪れたある作家さんがそこでSTETCHの製品を見て、東京のお店に紹介してくれて、高円寺にあるお店でも取扱が始まりました。

そのお店はギャラリー的な活動もしていたので、ある時そこでSTETCHの展示をやったところ、展示を見に来てくれたあるブランドの社長さんから「今度ウチで革小物を生産してみないか」とお誘いを頂き、その流れで渋谷にあるそのブランドのフラッグショップにも商品を置かせて頂けるようになりました。

今度はお店で直接お客さんから注文を受けてみては?と言う話が出て、そこから始まったのがオーダー受注会です。

島内さんが描いた受注会のイラスト

試行錯誤によって作り方を覚えていった

――作り方はどうやって覚えていったのですか。

革を切って、穴を開けて、縫うっていうところまでは、スタンダードに発信されているレザークラフトの情報で知ることができました。当時は、WEBに情報がほとんどなかったので、それ以上の情報はなかなか得られませんでした。なんとなくお店に行って革製品を見たり、雑誌でモデルがつけているアクセサリーとか、私物紹介とかを見て、作り方を紐解きながら理解していきました。

あとは、革を買いに行って、全くわからないところから、紙を折り曲げてみたりしながら、ひたすら試行錯誤を繰り返していました。

特に染色に関しては、当初、やり方が全く発信されていなくて、さんざんやり方を試しました。色落ちしないためにはどうすればいいのか、など散々試しました。

今、革の染色の染料を使っているのも試行錯誤によって行き着いたものです。試しているうちに「表面に色を塗る顔料より、染み込ませて色を出している染料の方が革の良さが楽しめて絶対に雰囲気が良いな」と気づいて、染料を主に使うようになりました。

自分で作った物で全身固められるくらい色々なものを作っていきたい

――今後、チャレンジしたいことはありますか。

もっと卸先を増やして、色んな人に自分の作った革製品を見て欲しいです。

作ってみたいものもまだまだいっぱいあるので、そういうものをなるべくカタチにしていきたいです。帽子とかでっかい鞄とかも作ってみたいですね。

靴もいつか作ってみたいと思っています。靴はまた専門技術がいるみたいなので、ゆくゆくはという感じですが。

革に限らずTシャツなど着るものも作ってみたいですし、自分で作った物で全身固められるくらい色々なものを作っていきたいです。

目次

第1話 :革財布や革小物をなんでもDIY!レザークラフトで作りたいものを作るスタイル

第2話 :革財布や革小物をなんでもDIY!レザークラフトで人が欲しい物を作る面白さ

第3話 :革財布や革小物をなんでもDIY!レザークラフトでリアルな物を作る喜び

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Hirofumi Aoki
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